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まちのかじや

コレンに住むファーガスには、鍛冶屋を営む幼馴染が居ました。
その鍛冶屋は、まだ若い女性であるにもかかわらず、腕はロチェストでも右に出るものは居ないと言われるほどのものでした。
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彼女は、仕事中の怪我で鍛冶屋を引退した親の生活を守るためにも、必死で働きました。
毎日毎日武器を鍛え、修理も強化も失敗が無いと評判の鍛冶屋になった彼女。
その噂を聞きつけ、名のある英雄が彼女の元へ武器強化の依頼に来ました。

持ち込まれた武器は刃はこぼれボロボロの状態でした。
このまま強化したら武器が壊れてしまうと進言するも、英雄は頑として聞きませんでした。

「ずっと相棒として使ってきた思い入れのある武器、この状態のため、貴女が断ればほかに請け負ってくれる者はいない。貴女にしか頼めない。」
武器を愛する彼女はその言葉に心を打たれ、依頼を請けたのです。



が、危惧していたことは現実となりました。

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どこから聞きつけたのかその噂はあっという間に広がり、彼女を、毎日罵倒が襲いました。
元々100%成功するものでは無い武器の強化を、彼女の血のにじむような努力によって実現させていただけのもの。
だが、恩恵を受け続ける住人達は、それが当たり前になっていたのでしょう。
「自分が無理を言っただけだ」と諌める英雄の声には耳も貸さず、彼女の鍛冶屋を訪れる者は居なくなってゆきました。


そして彼女は。



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自ら命を絶ちました。




その様子を見ていた他の鍛冶屋たちも、失敗を恐れて武器強化の仕事を請けなくなっていきました。
それすらも彼女のせいだと住人達は噂し続けたのです。


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そんな中、ファーガスは、怒りと悲しみを胸に鎚を手に取りました。
彼女のしていた仕事を見よう見まねでやりはじめたのです。
武器の強化ができるのはファーガスの店だけになっていたため、住人達はしぶしぶ店を訪れました。
素人が始めた鍛冶屋ですから、失敗することの方が多かった為、「破壊神」などという二つ名が付きましたが、ファーガスは店をたたむことはしませんでした。
いつしか、彼女の悪評を口にするものは居なくなり、ファーガスと比べては讃頌する声ばかりが聞こえてくるようになりました。

それを耳にしては満足そうに微笑むファーガス。
今日も明日も、ファーガスは武器を鍛えます。
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